祝!20万アクセス 来週“カンボジア進出”の法務セミナーを東京で盛大に実施 [経済・ビジネス]
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さて、タイのインラック首相が今週、日本を訪問している。野田首相と会談するほか、東日本大震災の被災地も訪れる。タイで昨年あった大洪水で被害を受けた日系企業の生産支援のため、特別ビザで来日したタイ人従業員の激励も行うという。
昨年の大洪水によってバンコクのドンムアン空港が閉鎖に追い込まれるなどタイの経済に大きな打撃を与えた。タイだけでなく日本の経済にも大きな影響を及ぼした。タイに進出している日系企業の多くの工場が操業停止となり、サプライチェーンが寸断された。このため、昨年の日本企業のアジアからの収益が大幅に減少した。
現在、タイは大洪水の被害から立ち直りつつある。ドンムアン空港は今週火曜日、約4か月ぶりに営業を再開した。日系企業の現地工場も操業を開始し、サプライチェーンが再構築されつつある。
タイの隣国であるカンボジアも昨年は洪水の被害があった。しかし、私がカンボジアを訪れて視察した限り、タイほど大きな被害はなかった。タイ進出のリスクを回避する手段としてカンボジアに進出するのもいいであろう。
カンボジアに進出する日本企業が最近、増えている。しかし、日本企業にとってカンボジアは未知の国のようだ。情報が少ないからであろう。そこで、カンボジアに赴任し、カンボジア司法省のリーガルアドバイザーとして民法、民事訴訟法などの民事法の整備を支援してきた私が、来週、“カンボジア進出”の法務セミナーを東京で盛大に実施する。現地の実情をよく知る国際弁護士だからこそ見えてくる実務上の留意点があり、最新の立法や法令改正を踏まえ、日本企業からよく尋ねられる質問も織り交ぜながら、カンボジア進出の法務ポイントをわかりやすく解説しようと思っている。
セミナーのプログラムは下記のとおり。
1.カンボジアの投資、ビジネス環境
(1)最新の経済、投資の動向
(2)投資奨励制度
2.カンボジアの法令と実務上の留意点
(1)会社関連
(2)土地関連
(3)労務問題
(4)紛争処理
(5)知的財産その他の法務ポイント
3.質疑応答
多国籍で事業を展開する大手の企業が対象であるが、たくさんの人が参加されるのを期待したい。
2012-03-08 05:28
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