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投票、行きません!やっても意味がないから。明日、カンボジア総選挙 [カンボジア]


カンボジアでは明日、下院選(総選挙)の投票が行われる。


国民の間には無力感が漂っている

「投票?行きません」
「やっても意味がない」
「最初から結果がわかっている」



5年前の総選挙は国民の間で大いに盛り上がった。

政権交代の期待が高まったからだ。


実際、5年前の総選挙では、与党の人民党は得票率48%、最大野党の救国党は44%であり、「次の総選挙(つまり、明日)では、いよいよ政権が交代する」とまで言われた。


危機感を強めたフンセン首相は、与党の勢いを取り戻そうと、最低賃金の上昇など国民向けの政策を次々と打ち出した。


しかし、国民の支持回復は難しく、昨年の統一地方選挙でも、得票率は人民党50%、救国党43%と人民党が苦戦。

これまで圧倒的に人民党が強かった地方選挙でも、救国党が与党に迫ってきた。



そこからフンセン首相は暴走し、強権的になった


政権を批判する新聞社、ラジオ局、NGOを次々と閉鎖に追い込んだ。

また、ネット上で政権を批判した若者を逮捕した。


言論を統制するためだ


さらに、救国党のケム・ソカ代表を「政府転覆を謀った」として逮捕。

最高裁判所は「政府転覆計画に関与した」とのフンセン首相の訴えを認め、救国党を強制的に解党した。118人の救国党の党員は5年間、政治活動の禁止が命じられた


国民の間では「怖い」という感情が芽生えた。


みんな、政治の話をしなくなった

本当は関心があるのに、関心がない素振りをしている。



国民の4割の支持を集めた救国党が解体され、事実上、与党の候補者しかいない総選挙。

明日、投開票されるが、与党が議席の9割以上を占めると予想されている。



独裁国家というのは、こうやって作られていくのであろう


フンセン首相はかつて、ポルポト政権の反省に立ち、カンボジアの民主化の旗振り役であった。

いま、自らカンボジアの民主化を後退させている


世界が危惧している。国連人権理事会は救国党の復活と自由で公正な選挙の実施を求める声明を出した。

しかし、救国党の復活は実現せず、明日、選挙が行われる。


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むさし国際法律事務所のカンボジア・オフィスは、プノンペンにあるカンボジア人弁護士事務所“Vinick & Associates”と連携して法律業務を行っています。

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これまで多数のカンボジア進出の案件を扱い、成功を収めてきました。会社設立、QIP申請、NGO登録、土地賃貸借、不動産登記、担保権設定、労務管理、契約書作成、企業買収(M&A)、知的財産保護、マイクロファイナンス、債権回収、紛争処理など様々です。カンボジア政府の法律顧問として政府の内情にも詳しいので、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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