首都圏は緊急事態を再延長か？リバウンドが始まっている可能性も

６府県で緊急事態宣言が明日をもって解除される。残るは首都圏だけだ。その解除時期が焦点となっている。

分科会の尾身会長は、３月７日の期限で解除できず再延長される可能性に言及した。


確かに首都圏の感染者数は下げ止まりだ。千葉ではリバウンドが始まっている可能性も指摘されている。
３月から４月は卒業、入学、送別会、歓迎会などイベントが続く季節だ。今年の桜の開花は平年より早く、東京では３月中旬に開花が予想されている。お花見シーズンは近い。


３月７日で解除すれば、人出は急増し、感染リスクが高まるであろう。１か月もしないうちにリバウンドし、４月中旬には“第４波”がやってくるかもしれない。５月には３回目の緊急事態宣言となり、ゴールデンウィークは再び“巣ごもり”に。東京オリパラも中止になるだろう。


急いては事をし損じる。６府県の前倒し解除でも多くの専門家から反対の意見が出たという。菅政権は専門家の意見に謙虚に耳を傾け、首都圏の宣言解除を慎重に検討すべきだ。




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