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トランプ氏の弾劾裁判は任期後も続き、有罪ならば再び大統領になれない [アメリカ法]


今週、トランプ大統領の弾劾に向けて動き出す。

民主党は月曜日にトランプ氏に対する弾劾の決議案(起訴状)を下院に提出する予定だ。早ければ水曜日にも決議案が採決される。民主党が下院の過半数を占めているため、決議案が可決し、トランプ氏に対する弾劾の訴追が決まるだろう


その後、上院で弾劾裁判が行われ、有罪か無罪か判決が出される。判決には時間がかかるだろう。今月20日でトランプ氏の大統領の任期が満了する。それまでに判決が出ないと思われる。


任期が終われば大統領の職を解くことができなくなるので、弾劾裁判は意味がなくなり、打ち切られるのではないか?

確かにそのように考える学説がある。しかし、任期後も弾劾裁判を続けることができると解されている。なぜなら、アメリカ合衆国憲法によれば、弾劾裁判で有罪になれば、大統領の職を解くだけでなく、再び大統領職につけなくすることもできるからだ。任期後であっても、トランプ氏が再び大統領になれないようにするために弾劾裁判を続ける意味がある


そうなると、弾劾裁判でトランプ氏が有罪になるかどうか、が焦点だ。有罪にするには上院の3分の2以上の賛成が必要である。上院は民主党と共和党が半数ずつ占めている。共和党の50人の議員のうち17人が賛成すれば、トランプ氏は有罪となり、再び大統領になれなくなる。


有罪のハードルは高い。しかし、議事堂襲撃事件をきっかけに共和党の議員がトランプ氏から距離を置き始めた。トランプ氏は有罪となり、大統領の道が閉ざされる可能性がある。


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