シリア攻撃で安堵した北朝鮮!軍事オプションが効果ないなら、対話で解決するほかない [外交・国際関係]
トランプ大統領は言葉で威嚇するが、現実の行動は小さかった。
巡航ミサイルなど100発以上を発射した様子だが、シリアとロシアの防空システムによって多くが撃墜された。
アサド政権を威嚇した程度にとどまり、効果は限定的だ。
これではアサド政権が再び化学兵器を使うであろう。
アサド政権が戦争犯罪を繰り返しても、アメリカはそれを食い止めることができない現実が露呈した。
背景にあるのは、ロシアだ。
“アサド政権の後ろ盾になっているロシアと対立したくない”
アメリカのマティス国防長官がトランプ大統領に進言したらしい。
これほどにアメリカが小心であっては、化学兵器をシリアから根絶することはできないだろう。
罪のない子供や女性が今日も化学兵器の犠牲となり死んでいる現実をどう受け止めているのか?
今回の攻撃がきわめて限定的であったことで、安堵したのは北朝鮮の金正恩委員長だ。
大国の後ろ盾があればアメリカが全面的な攻撃をしてこないことが判明した。
中国、そしてロシアが北朝鮮の後ろ盾になれば金正恩体制は温存される。
たとえ核やICBMを持とうともアメリカは北朝鮮を本気で攻撃できない。
今回のシリア攻撃を見て、金正恩は確信しただろう。
トランプ政権の言う“軍事オプション”は所詮この程度だ。
最終手段とされる軍事攻撃が効果のないものと分かった今、対話で解決するほかなかろう。
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