北朝鮮攻撃の法的根拠は「集団的自衛権」の行使になるであろう [外交・国際関係]
真央さんが記者会見で何を語るかなぁ~
ハンカチが必要かもしれない。。。
さて、トランプ米大統領が昨日もツイッターで吠えた。
「北朝鮮は面倒を起こそうとしている。中国が協力を決断しなければ、われわれは独力で問題を解決する」と。
法律的な話をすれば、アメリカは北朝鮮に武力攻撃する“権利”が認められる、と思われる。
つまり、武力攻撃が正当化される。
北朝鮮は明確にアメリカを敵視して核ミサイル開発を行っている。
ICBM(大陸間弾頭ミサイル)の発射実験を行えば、アメリカに対する武力攻撃が発生したとしてアメリカは「個別的自衛権」を発動できる状況になろう。
また、北朝鮮が国内で核実験を行った場合でも、韓国や日本など同盟国にとって脅威になるとしてアメリカは「集団的自衛権」を行使できるであろう。
いずれも国連憲章51条で認められて権利であり、安保理決議は不要である(この点が、国連憲章42条の場合と異なる)。
アメリカが北朝鮮に対し軍事行動に踏み切るとしたら、「集団的自衛権」を主張すると思われる。
アメリカがシリアに武力攻撃したのも、集団的自衛権の行使と思われるからだ。
トランプ政権はシリア攻撃の法的根拠を明確にしていない。
しかし、化学兵器の利用を許せばアメリカの同盟国が脅威にさらされる、と解釈して国連憲章51条が認める集団的自衛権を発動したと考えらえる。
昨日のG7外相会合の共同声明でも、このような趣旨でシリア攻撃を容認した。
核兵器は化学兵器よりも格段に多くの犠牲者を出す。
北朝鮮攻撃はアメリカの“権利”の行使として正当化され、国際社会からも容認されやすい。
権利を行使するかどうかは、まさにトランプ大統領の“決断(コミットメント)”次第だ!
日本の外務省は、韓国渡航情報を出した。
「北朝鮮との関係において,朝鮮半島情勢は,引き続き予断を許さない状況にあります。常に最新の情報を入手し,安全対策に心がけてください」という。
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