フェイスブックが謝罪!EUのデータ保護規制が世界を支配するだろう [IT・コンピュータ]
先週、フェイスブックのザッカーバーグ氏が謝罪した。
8000万人以上の個人情報が不正に利用されるなどの問題を引き起こしたからだ。
今はデータ資本主義の時代
個々のデータが集まってビックデータとなれば経済的な価値が大きい。
ビックデータをたくさん保有するほど、金儲けできる。
だから、インターネットを無料で利用することが可能となっている。
その恩恵は大きい。
しかし、ビックデータを集める巨大企業は世界で数社しかなく、寡占状態だ。
彼らが何をやっているか、ユーザーには全く分からない。
確かにユーザーは「同意する」とクリックした。
でも、何に同意したか、すべて理解して同意したユーザーがいるだろうか?
業界の自主規制ではユーザーの利益が十分に守られていない。
法律による厳しい規制が要請される。
この点では、EUがかなり手本になろう。
来月からスタートするEUの「一般データ保護規則(GDPR)」は個人情報に関する規制と違反時の制裁を厳しく取り決めている。
EUで事業を行っている多くの日本企業がGDPR対応でこの1年間、悪戦苦闘してきた。
1年かけてもまだ対応漏れがあるかもしれず、そうなると、厳しい制裁が科されるため企業は戦々恐々としている。
これほどに厳しい規制であるGDPRは、今後のデータ規制の世界標準になると見られている。
アメリカはEUに先を越され、気に食わないかもしれないが、GDPRに準じた国内ルールを規定すべきだ。
もちろん、日本でも必要なルールだ。
GDPRがEUだけでなく、アメリカ、日本も支配する日がやってくるかもしれない。
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