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娘に性的暴行した父が無罪!娘は本当に抵抗できるだろうか? [裁判]

3週間たっても未だに物議を醸している。

先月26日に名古屋地裁岡崎支部で、19歳の娘に性的暴行した父親に無罪判決が言い渡された

判決は「娘の同意は存在せず、極めて受けいれがたい性的虐待に当たる」と父親の行為を厳しく糾弾している。

しかし、娘が父親からの性的暴力に抵抗できない状況ではなかったと認定し、強制性交罪は成立しないとして無罪とした


この「娘が抵抗できない状況ではなかった」との判断が的外れである、と判決から3週間たった今も、強く非難されている。検察は無罪判決を不服として控訴している


今回の事件では、父親の娘に対する性的虐待は中学時代から始まっている。性的虐待だけではなく、父親は暴力を振ることもあった。


長年、受け続けた性的虐待と暴力。

しかも、家庭という閉ざされた空間の中で娘は父親の暴力の下に置かれ続けた


この状況で、父親が性行為を求めてくる。

目の前に迫りくる「恐怖」に対し、娘は「拒む」「拒まない」という選択をする精神的な余地があるだろうか?


ただただ怖くて硬直し、何もできない状態だろう

もはや選択肢すら奪われた娘は、父親に支配され服従せざるを得ない関係にあったとみるのが常識的ではなかろうか。


強制性交で有罪にするハードルが厳しすぎて被害者が苦しんでいる

法律の改正も視野に入れて議論をしていかなければならない問題であろう。


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